レッスン：Xcode サービスを設定する

このレッスンは開発者を対象としており、Mac に「Xcode」がインストールされ、コードリポジトリ（Git リポジトリ）がどこかにすでにホストされていることを前提にしています。

このレッスンで学ぶ内容は、以下の通りです：

手順 1.「Xcode」をダウンロードしてサーバにインストールする

サーバに「Xcode」がインストールされていない場合は、Xcode サービスを利用する前にインストールする必要があります。

Xcode サービスボットは、ソース Git リポジトリ内のプロジェクトとコードにアクセスします。

「リポジトリ」をクリックしてから、追加ボタン（）をクリックします。Git リポジトリの名前を選択して、「作成」をクリックします。
リポジトリの URL は、サーバのホスト名とリポジトリ名で構成されます。たとえば、https://myserver.example.com/git/Mac_Calc.git のようになります。

既存の Git リポジトリがある場合は、「Xcode」を使って、新しく作成したリポジトリにファイルをコピーしてください。

Xcode 5 は、Xcode サービスを実行しているサーバに接続できます。

「Xcode」の環境設定で「Accounts」をクリックしてから、追加ボタン（）をクリックして、サーバアカウントを追加します。
次にサーバを選択し、自分のサーバアカウントを使ってログインします。

まだそうしていない場合は、プロジェクトを「Xcode」にチェックアウトします。

Xcode サービスの Web アプリケーションを使用してボットを作成することもできます。

プロジェクトで、使用しているスキームが共有されていることを確かめます。
共有されていない場合は、共有するようにというメッセージが表示されます。
「Product」＞「Create Bot」と選択し、画面に表示される指示に従います。
スキームとサーバ（このチュートリアルでは myserver.local）を選択します。ボットの名前（Mac_Calc Bot）を入力し、「Next」をクリックします。
必要に応じて、リポジトリの認証設定を入力します。
スケジュールと操作の設定を入力します。
以下のいずれかのスケジュール設定を使用します：「Periodically」、「Daily」、「midnight」。「Perform archive action」のみを選択します。
メール設定を入力します。
エラー通知メールのチェックボックスを選択したままにし、自分のメールアドレスをエラー通知先リストに追加します。
「Create Bot」をクリックします。

おめでとうございます！

これで、Xcode サービスを設定する方法、ボットを作成する方法、「Safari」を使ってボットの進行状況を監視する方法を学ぶことができました。

次のステップは

ソフトウェアの開発とインテグレーションワークフローについて学ぶことはまだたくさんあります。それらの内容および「Xcode」アプリケーションの詳細については、Apple Developer Web サイトをご覧ください。

継続的インテグレーションの詳細については、「Xcode Continuous Integration Guide」をご覧ください。

Xcode サービスの詳細については、「Server ヘルプ」をご覧ください。

また、プライベートネットワークにインターネット経由で安全にアクセスする方法について、「公衆アクセスを構成する」のチュートリアルをご覧になることをお勧めします。