レッスン 1：iPad をリモート管理する

このレッスンでは、iPad をリモート管理するための登録を行います。これで、構成プロファイルをデバイスにプッシュして、設定や制限を変更できるようになります。

このレッスンで学ぶ内容は、以下の通りです：

デバイス管理を開始する
リモート管理する iOS デバイスを登録する
ネットワーク経由で構成の変更をデバイスにプッシュする

手順 1.デバイス管理サービスを開始する

Server アプリケーションを開き、OS X Server で利用可能なサービスのリストを表示します。「プロファイルマネージャ」を選択し、「構成」をクリックして、デバイス管理を入にします。
アシスタントを使用してください。Open Directory サービスを起動して、新しいディレクトリ管理者を作成します。プッシュ通知を有効にするための Apple ID を追加します。
アシスタントが終了したら、「完了」をクリックします。

手順 2.リモート管理するデバイスを登録する

iPad 上で Safari を使用して、「myserver.local/mydevices/」という URL を入力します。
サーバにログインした後、「デバイス」を選択し、「登録」をクリックします。

手順 3.サーバ上の構成プロファイルを変更する

変更するのは 1 つの構成オプションだけです（カメラを切にする）。これでカメラを使用する App が非表示になります。
デバイスの登録が完了すると、そのデバイスがプロファイルマネージャに表示されます。プロファイルマネージャ Web アプリケーションに戻り、「デバイス」を選択して、新しいデバイスが選択されていることを確かめます。
「編集」をクリックします。
「カメラの使用を許可」の選択を解除します。
「OK」をクリックします。新しい設定がプロファイルに追加されます。
「保存」をクリックすると、構成が iPad にプッシュされます。

手順 4.構成をテストする

iPad で変更を確認します。カメラ、Photo Booth、FaceTime の App アイコンが見えなくなっているはずです。

おめでとうございます！

これで、管理対象のデバイス用の設定を作成して配布する方法が分かりました。

次のステップは

構成プロファイルを利用して、デバイス上の App、アカウント、その他の項目を管理することができます。詳しくは、「プロファイルマネージャヘルプ」を参照してください。