レッスン:ソフトウェア配布を高速化する

このレッスンで学ぶ内容は、以下の通りです:

  • ローカルネットワークにソフトウェア・キャッシュ・サービスを設定する方法

  • 外部ストレージを追加してキャッシュサービスのストレージ容量を増強する方法

手順 1.USB ディスクをサーバに接続する

  • 必要に応じて、「ディスクユーティリティ」を使って USB ハードディスクを Mac で使用できるようにフォーマット(OS X 拡張(ジャーナリング))します。

    USB ドライブをサーバに接続しているところ

    USB ディスクが最も一般的な外部ディスクですが、FireWire や Thunderbolt ディスクなど、サーバに接続できる外部ディスクであれば何でも使用できます。

手順 2.「キャッシュ」を選択する

  • Server アプリケーションを開き、OS X Server で利用可能なサービスのリストを表示します。「キャッシュ」を選択します。

手順 3.キャッシュサービスの設定を編集する

  • 「設定」領域で「編集」をクリックしてから、USB ディスクを選択します。「選択」をクリックします。スライダを使ってキャッシュサイズ(ディスクの容量よりも小さくしてください)を設定してから、サービスを入にします。

    使用領域がキャッシュサイズの限界に達すると、新しいダウンロードを保存するために、以前にキャッシュされたダウンロードが削除されます。

    キャッシュサービスの設定のスクリーンショット

手順 4.サービスを入にする

  • ボタンをクリックしてキャッシュサービスを有効にします。

    キャッシュサービスの入スイッチ

手順 5.構成をテストする

キャッシュサービスを設定した後、ダウンロードが保存されていることを確認するためのテストを実施できます。

  1. クライアントデバイスで App Store を開き、アップデートセクションをチェックします。利用できるすべてのアップデートをインストールし、インストール処理が完了するのを待ちます。

    アップデートを必要とするクライアントがない場合は、任意のアプリケーションをインストールできます。

  2. Server アプリケーションの「統計情報」パネルで、「使用中のバイト数」の変化をチェックしてください。

    使用中のキャッシュ領域が表示されない場合は、クライアントとサーバが同じローカルネットワーク上にあることを確かめてください。

おめでとうございます!

ここまでで、キャッシュサービスを起動し、外部ディスクを追加してストレージを確保する方法を学びました。

次のステップは

キャッシュサービスの詳細については、「Server ヘルプ」をご覧ください。