キャッシュサービスとは

お使いの Apple デバイス用にソフトウェアのインストールとアップデートを高速化するためのサーバの設定方法について説明します。

キャッシュサービスを実行しているコンピュータには、ローカルネットワーク上のコンピュータ(クライアント)がダウンロードする、すべての Mac システムアップデート、Mac と iOS の App Store ダウンロード、iBooks、iCloud の書類とデータなどがコピーとして保持されます。

たとえば、ネットワーク上の最初のクライアントがシステムアップデートをダウンロードすると、キャッシュサービスによりそのアップデートのコピーが保持されます。ネットワーク上の次のクライアントが App Store に接続してそのアップデートをダウンロードするとき、アップデートは App Store からではなく、サーバからコピーされます。

通常、ローカルネットワークはインターネットよりはるかに高速なので、2 番目のクライアント(およびそれ以降のすべてのクライアント)がアップデートをダウンロードする時間は大幅に短縮されます。

はじめに

このチュートリアルを実行するには、以下のものが必要です:

  • キャッシュサービスを実行する Mac(サーバ)

  • ストレージ用の外部ハードディスク

    ここでは、十分なディスク領域を確保するため外部 USB ハードディスクを使用します。

  • アプリケーションまたはシステムアップデートを必要とする 1 台以上の Apple デバイス(可能であれば 2 台以上ずつ)

キャッシュサービスを利用するデバイスは同じローカルネットワーク上にある必要があります。

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